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本格ミステリ戯作三昧


居間の本棚(大)。

「本格ミステリ戯作三昧」飯城勇三 南雲堂 2017年12月15日 初版 2700円

新刊で、楽天ブックスで購入。(実は、アマゾンからのオススメメールを見て「買わねば」と思ったのだが、アマゾンでは買わずに楽天で買ってしまった)

本書は、帯の惹句にあるとおり、本格ミステリに「贋作と評論で鋭く切り込ん」でいる創作集である。

たとえば、「第一章 島田荘司」は、島田氏の贋作と評論が並んでいる、という構成である。
構成としては、面白いのだが、一抹の読みにくさも感じる。ただ、「読みにくさの正体」が私には分からない。文が読みにくいのではなく、多分、並び順の問題なのである。(飯城氏の文自体は、「読みにくい」の対極にあるような文である)
この件については、「正体」を見破ることがあったら追記しよう。

本書は、本格ファンで、贋作嫌いの方でなければ、面白く読めると思う。しかし、内容については、実はまだ全ページ読んでいるわけではないので、あまり大きなことは言えない。

贋作・評論である以上、元ねたを知らずに読んでも、本書を楽しむことはできない。私は、一部の元ねたを読んでいないので、手を付けられない章があるのだ。
しかも、どうやら本書の中でも特に面白いと思われる「翼上の鬼」が読めないのである。
これはいかん、と思い、元ねたにあたるものを、近日中に数冊読むつもりである。私は新本格なんぞに手をつける気はあまり無かったのだが……まあいいや、「翼上の鬼」を読めるなら、ということで観念した。
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